養蚕

令和2年度の晩秋蚕(ばんしゅうさん)

今回の晩秋蚕は「ぐんま200」と言う品種を飼育することになりました。
「ぐんま200」は群馬県のオリジナル蚕種です。飼育量は1.5箱(15g)です。

群馬県では、稚蚕共同飼育所と言う飼育所があり、種(卵)から3齢3日目までを育てくれます。
3齢3日目を迎えた蚕は、各養蚕農家へと届けられます(配蚕)。
カラフルの養蚕は、この配蚕から始まり、繭(まゆ)を出荷するところまでとなります。 

一部の繭は、自家消費分として、蛹油(さなぎあぶら)を搾ったり紡糸にしたりしています。  

配蚕~ 3齢3日目の蚕が配蚕されます。
配蚕後の給桑・徐沙から桑止めまで。9月8~9日(1~2日目)
3眠 3回目の脱皮を行うため眠りに入ります。9月9~10日(2~3日目)
4齢 脱皮を終え4齢になった蚕(起蚕)の桑付けから桑止めまで。
9月11~14日(4~7日目)
4眠 4回目の脱皮を行うため眠りに入ります。9月14~16日(7~9日目)
5齢 脱皮を終え5齢になった蚕(起蚕)の桑付けから上蔟まで。
9月16~23日(9~16日目)
上蔟 お蚕上げと営繭。9月23~29日(16~22日目)
収繭 選繭(せんけん)を行い収繭(しゅうけん) 9月29日(22日目)
出荷 出荷1 9月30日
出荷2 10月6日