脱皮を終え4齢になった蚕の桑付けから桑止めまで。9月11~14日(4~7日目)
9月11日(4日目)
黄色の網を入れてから桑付けします。
桑付けとは、起蚕(きさん)にはじめて餌の桑を与えることを言います。
起きそろった蚕を同時に桑付けすることで、成長をそろえます。
この段階でも、除沙を行うために網をいれます。黄色いのが網です。
この日は、約45kgの桑を与えました。
起きた蚕は上へ上へと昇る習性があるので、網を入れると自然と上がってきます。
網の下は石灰を振った部分(食べ残した桑や糞)です。
網の上の蚕は、きれいな蚕座紙(さんざし)の上に移動します。
今回は、この段階で大並の半分を屋外の飼育台に移動しました。
9月12日(5日目)
4齢2日目です。
この日は約70kg給桑しました。
9月13日(6日目)
4齢3日目です。
この日は、約85kg給桑しました。
9月14日(7日目)
4齢4日目です。
この日は約85kg給桑しました。
眠(みん)に入りはじめた蚕(写真中央の上を向いている蚕)
眠にはいり、桑を食べなくなったら石灰を振り、桑止めを行います。
石灰をふる理由は前回の桑止めを参照してください。